ベルギーで電化製品を使う オーブン編

海外に住んでいて、使い方が分かりにくい電化製品と言えば洗濯機とオーブンだと思います。説明書はあれど現地の言葉なので、理解するのは困難です。最近では民泊という言葉も定着してきており「暮らすように旅行をする」という人も増えているのではないでしょうか。そんな時に電化製品を使えるとストレスフリーですよね。洗濯機の使い方は以前紹介しましたので、今回はオーブンの使い方を紹介したいと思います。

・どんな機能があるの?

 

 

ベルギーではほとんどの家のキッチンにオーブンが備え付けられています。日本と違うのは多くが電子レンジとオーブンが分かれているということです。電子レンジはワット数と時間を合わせればなんとなく使えますが、オーブンはたくさんモードがありすぎて分かりにくいですよね。メーカーは違えど、モードを表す絵は似たようなものが多いですので、今回はわが家のオーブンを参考に説明したいと思います。

一番上の”0”から時計回りに紹介します。”0”は電源を切っている状態です。写真にある絵を確認しながらお読みください。

ヒートアップモード:急速に庫内の温度を上昇させたい時に使います。設定した温度になると、温度ダイヤル横の丸いライトが消えるので、適切なモードに切り替えて使用すること。

熱風ファン:ローストやお菓子、パンを焼くときに使います。ファンで熱を庫内に充満させながら加熱するので、複数段で素材の違うものを一度に焼きたい場合にも使えます。

熱風ファングリル:グリルに熱風ファンがプラスされているので、グリルモードより分厚い素材を調理する場合に適しています。

インテンシブベイク:タルトやパイ、キッシュなど下はクリスプにしたい時に使うモード。

解凍冷凍食品を解凍したい時に使います。必ずパッケージから出し、オーブン対応の容器に移してからオーブンに入れてください。

ジェントルベイク:グラタンなど焼き色を付けたいときに使います。

グリル:上からの熱のみでの加熱。日本で言うと魚焼きグリルのイメージです。

通常のオーブン加熱:一般的なオーブンのモード。

照明:庫内を明るくしたい時。

余熱時の注意事項:ピザなど薄いもの、またシュー生地やケーキなど砂糖を多く含むものを焼く場合にヒートアップモードを使うと、焦げやすくなりますので注意ください。

 

・どのような料理に向いているのか?

 

日本語では「焼く」という一言ですが、こちらでは「ロースト」「グリル」「ベイク」と使い分けます。ローストは肉などじっくり時間をかけて焼く場合に使います。ローストチキンや焼豚など思い浮かべていただけると分かりやすいかと思います。グリルは網焼き、鉄板焼のイメージです。ベイクは一般的にパンやお菓子などを焼く場合に使います。

 

・ロースト

ベルギーでは肉をローストするというと、一般的に1キロ以上の肉をさします。かたまりの肉、大きな魚をまるごとを焼く場合に適しているのは熱風ファン、もしくは通常のオーブン加熱です。大きな肉や魚を調理するには、まんべんなく加熱する必要があります。熱風ファンで熱を庫内に行き渡らせるか、上下両方からの加熱をする事により、中まで火を通すことができます。熱風ファンモードで加熱する場合はオーブン内の温度が上がりやすいので、通常オーブンモードより20度低い温度を設定ください。

 

・グリル

通常のグリルモードと熱風グリルがあります。付属のトレイの上に網を乗せてからお使いください。通常のグリルに向いているのはパンをトーストしたい時やオープンサンドを焼きたい時などです。またベーコンなど薄いものをぱりっと焼きたい場合にも適しています。網の上に乗せて焼けば、余分な油が下に落ちるのでヘルシーです。熱風グリルは少し厚みのあるものを焼く場合に使います。例えば、ソーセージやチキンフィレ、魚のフィレ、野菜をグリルする場合などです。日本ではソーセージや野菜を焼く場合にフライパンで済ませることが多いと思いますが、ベルギーではオーブンのグリルモードを使用します。ローストとの違いは一切れなのか、かたまりなのかと覚えておけばいいと思います。

 

・ベイク

ケーキ、タルト、パイなどお菓子を作る時に、そしてパンを焼く時に使う言葉がベイクです。旅行など短期滞在であれば使うことは少ないと思いますが、現地に住んでいる人からはケーキを焼きたいけどオーブンの使い方が分からなくて困っている、とよく聞きます。お菓子などに適しているモードは通常オーブン、熱風ファン、インテンシブベイクの3つです。使い分けとしては、全体的にまんべんなく加熱したい場合は熱風ファンか通常オーブンを使います。基本的に熱風ファンと通常オーブンでできることは一緒で、お菓子やパンを焼く場合ほとんどどちらかのモードを使います。オーブンのクセなどもあり出来上がりが異なるので、どちらのモードの方がお好みか試してみてください。インテンシブベイクは下からの加熱とその熱をファンで全体的に行き渡らせるため、底をさくっとさせたいタルトやパイに向いています。また水分の多いトッピングをのせたものにも適しています。

 

・ジェントルベイク

こんがりモードと覚えていただければ分かりやすいと思います。ラザニアやグラタンなど上に焦げ目を付けたい場合に使うモードです。ドリアもこのモードでOKです。

・オススメモード

オーブンで焼く頻度の多いものの中から、筆者が使用しているモードを紹介します。参考になれば幸いです。

冷凍ピザ:通常オーブン、上下加熱で底はさくっと、チーズにも焼き色がつきます。

グラタン、ドリア:ジェントルベイク。グリルだと中まで温まるのに時間がかかります。

パン、ケーキ:熱風ファン、通常オーブン

肉のロースト、魚丸焼き:熱風ファン、通常オーブン、表面をぱりっとさせたい場合は通常オーブンが向いています。

焼き鳥:グリル

 

・まとめ

 

最初はどのモードにしていいのか分からず、外は焦げているのに中は半生・・・という状態になったりしました。ピザの底がべちゃつくという失敗も数知れず。使い方を知ってからは失敗もなくなり、料理の幅が広がりました。特に冬になるとベルギーでは頻繁にオーブンを使います。煮込み料理もオーブンで作ることが多いです。スーパーにはオーブンに入れるだけの惣菜や冷凍ピザがたくさんあります。エスカルゴや魚介のグラタン、シチューなどは手軽にベルギー料理を味わうことができるのでオススメです。アルミや陶器の器ならそのままオーブンに入れ、パッケージに書いてある温度、時間で加熱すればOKです。旅行中やちょっとラクしたい時にもとても助かります。この冬オーブンの使い方をマスターしてみませんか。

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